【読者体験談コーナー】「好きでいていいのかな」と悩んだ私が、日韓友好の架け橋になるまで

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この記事では、読者の皆さんから寄せられた体験談をご紹介します。

K-POPや韓流ドラマが好きなのに、周りの目が気になって素直に好きと言えなかった経験はありませんか?特に日韓関係が報道されるたび、「韓国が好き」と言うことへの葛藤を感じた方もいるのではないでしょうか。

今回は、そんな悩みを抱えながらも、創価学会の池田大作先生の日韓友好への姿勢に触れ、自分の「好き」を誇りに変えて、本格的に韓国と関わる仕事に就いた方の体験談です。


目次

投稿者プロフィール

水沼双葉さん(仮名)
年齢:25歳
職業:貿易会社勤務(韓国化粧品担当)
出身地:北海道
居住地:東京都
学会歴:25年(家庭は学会員)
趣味:K-POP、韓国ドラマ


第1章:絶望の朝に光をくれた「少女時代」との出会い

学校に行けない朝が続いていました。

小学4年生の秋、私は「起立性調節障害」と診断されました。朝、どんなに頑張っても体が起きてくれない。めまいや立ちくらみで、学校に行くのが本当にしんどかった。

友達は毎日学校に行って、楽しそうに遊んでる。私だけ取り残されてる気がして、部屋で一人、泣いてばかりいました。

そんなある日、テレビをつけたら、キラキラしたステージでダンスを踊る女性グループが映ってたんです。

少女時代。

画面に釘付けになりました。かっこよくて、可愛くて、何より楽しそうで。こんな風に輝けたらいいなって、憧れました。それが、私と韓国の最初の出会いでした。

一人過ごす時間が長かった少女にとって、K-POPは唯一の希望の光だった。

K-POPに夢中になった日々

2010年代初め、第2次韓流ブームの真っ只中。KARAやSHINeeなど、次々と日本に上陸するK-POPアーティストに私は完全にハマっていきました。

学校に行けない日も、K-POPを聴いてると元気が出る。MVを見てると、自分も踊りたくなる。韓国語の歌詞も、最初は意味が分からなかったけど、何度も聴いてるうちに耳に馴染んできて。「この言葉、どういう意味なんだろう?」って気になり始めたんです。

お小遣いで買ったハングルの単語集、今でも大切に持ってます。ボロボロになるまで読みました。

「好きでいていいのかな」という葛藤

でも、当時の日韓関係は、正直あまり良くなかったんです。ニュースを見ると、ネガティブな報道ばかり。コメンテーターの人たちが、難しい顔で政治の話をしてる。

学校で友達とK-POPの話をしても、「いいよね!」って共感してくれる子もいれば、「親が韓国のこと良く思ってないから…」って言う子もいました。ハングルを勉強してる子なんて、周りに一人もいない。

「私、韓国が好きでいいのかな」

そんな気持ちが、心の中にモヤモヤと溜まっていきました。


第2章:初めて握りしめた「韓国の手」―アンニョンハセヨの勇気

2017年、高校2年の夏。私は創価大学で行われた未来部の夏季研修会に参加しました。医師と相談しながら少しずつ学校にも通えるようになっていて、体調も安定してきた頃でした。

キャンパスを歩いていると、明らかに外国の方々が見学してるのが見えたんです。「あれ、韓国の方かな?」聞こえてくる言葉で、すぐに分かりました。韓国語、私、めちゃくちゃ勉強してきたから。

でも、声をかける勇気がなくて。変な韓国語だったら恥ずかしいし。そんな私の背中を、一緒にいた未来部のお姉さんが優しく押してくれました。

「話しかけてみたら?大丈夫だよ」

憧れの創価大学のキャンパスで、勇気を出して最初の一歩を踏み出した

「アンニョンハセヨ」から始まった物語

心臓がバクバクしてました。

「…アンニョンハセヨ(こんにちは)」

恐る恐る声をかけると、韓国SGIのメンバーの方々の顔がパッと明るくなったんです。
「アンニョン!日本の学生さん?」
「はい…あの、私、ずっとハングル勉強してきました」

そう伝えると、メンバーの方々が手をたたいて喜んでくれて。「すごいね!頑張ったね!」
そして、一人の女性が私の手を握って言ってくれました。

「ファイティン(頑張ろう)!」

その瞬間、涙が出そうになりました。ずっと一人で勉強してて、「これでいいのかな」って不安だった私に、初めて「頑張ったね」って言ってくれた人。それが、韓国の方だったんです。


第3章:池田先生の日韓友好への姿勢を知って

その日の夜、御本尊に向かって題目を唱えました。
「創価大学に、絶対行きたいです」
キャンパスで韓国の方々と話した時の、あのワクワクする気持ち。もっと深く学びたいという気持ちが溢れてきたんです。

そして2019年春、私は創価大学49期生として、あの憧れのキャンパスに入学することができました。

池田先生が示した「文化の師匠の国」への敬意

ハングル文化研究会に入り、そこで知ったのが池田大作先生の日韓友好への取り組みでした。特に印象的だったのが、池田先生のこの言葉です。

「貴国(韓国)は、まことに日本に『文化の師匠』の国で、教育でも兄さんの国です。私は心深い所から尊敬しています」

池田先生は、豊臣秀吉の朝鮮出兵を強く非難し、韓国に対する深い敬意と感謝を示し続けてこられました。批判されるリスクがあっても堂々と友好を訴え続ける姿を知り、私は涙が出ました。

日本に文化を伝えてくれた「師匠の国」への敬意。それが日韓友好の原点

「韓国が好き」と言えなくて悩んでた自分が、恥ずかしくなったんです。「私も、先生の行動の延長線上にいるんだ」そう思えた時、心が決まりました。


第4章:挫折と成長の韓国留学―言葉の壁を越えて

大学3年の時、弘益大学への留学が決まりました。しかしコロナ禍でオンライン授業ばかり。「こんなはずじゃなかった」と挫けそうになりましたが、毎朝題目を唱えて踏ん張りました。

対面授業が始まった時、さらにショックなことがありました。自分では完璧だと思っていた韓国語が、ディスカッションでは全く通じなかったんです。悔しくて一人で泣きました。

でも、そこからです。本当の勉強が始まったのは。


第5章:貿易の現場で知った「リスペクト」という最強の武器

卒業後、韓国の化粧品を扱う貿易会社に就職しました。毎日、韓国語漬けの日々。しかし、入社3ヶ月目の商談で大きな失敗をしました。

日本的な「検討します(あいまいに断るニュアンス)」が通じず、相手を怒らせてしまったのです。「韓国語が話せる=韓国を理解している」ではないことを痛感しました。

言葉だけではない「文化の理解」の重要性を、現場の失敗から学んだ

池田先生の言葉に立ち返る

その夜、池田先生の『希望対話』を開きました。

「『相手が自分のことを思ってくれる』から友情なのではない」「『自分が相手を思う』からこそ、友情なのです」

この言葉にハッとしました。私は相手のことを理解しようとしていなかった。そこから韓国の歴史やビジネス文化を猛勉強しました。

半年後、同じ取引先の方との商談。私の変化を感じ取った担当者の方が言ってくれました。
「君で良かったよ。ちゃんと理解しようとしてくれてるのが伝わる」


第6章:日韓国交正常化60年―「個」の友情が未来を拓く

2025年、日韓両国は国交正常化60年を迎えました。私が小学生の頃、「韓国が好き」と言いづらかった時代から、確実に変わってきています。

地元の北海道の友達からも「韓国語教えて!」と連絡が来るようになりました。時代は、確実に動いています。

一人ひとりの「好き」という気持ちが、国と国を繋ぐ大きな力になる

私の目標は、「リスペクト中心の交流」を広げることです。いいところだけ見るのではなく、歴史も含めてちゃんと知る。そして、お互いを尊重し合う関係を築く。それが、池田先生が示してくださった道だと思うんです。


おわりに:次世代へ繋ぐ「ファイティン!」のエール

小学4年生で不登校になり、部屋で泣いていた私。池田先生は、そんな「人間の可能性」を信じ続けてこられました。

国籍も、言葉も、文化も違う。でも、人間は分かり合える。友情を結べる。そう信じて、私も韓国と関わり続けたいです。

あの日、韓国SGIのメンバーがくれた「ファイティン!」というエール。今度は、私が誰かに届ける番です。


【編集部より】

水沼さん、素晴らしい体験談をありがとうございました!「韓国が好きでいいのかな」という悩みを誇りに変え、実践の中で友情の本質を掴み取られた姿に、多くの読者が励まされたことでしょう。

創価学会では、池田先生の訪韓を原点に、教育・文化交流を通じた草の根の友好を推進しています。水沼さんのような若い世代が、日韓友好の最前線で活躍されている姿は、まさに輝く希望そのものです。

日韓友好に関する創価学会の取り組み

創価学会は、「平和・文化・教育」の連帯を世界に広げる公共的使命を果たすことを掲げ、「戦争と暴力の文化」から「平和と非暴力の文化」へ、グローバルな草の根の意識変革を推進しています。

日韓関係においても、池田先生の3度の訪韓(1990年、1998年、1999年)を原点として、教育・文化交流を通じた友好の絆を深めてきました。

創価大学と慶煕大学の交流をはじめ、学術・文化面での連携を通じて、次世代の架け橋となる人材を育成し続けています。

あなたの体験談も募集中!

このコーナーでは、読者の皆さんからの体験談を募集しています。

  • 文化交流を通じて視野が広がった経験
  • 偏見を乗り越えて友情を築いた体験
  • 好きなことを仕事にした経験
  • 池田先生の平和思想に触れて人生が変わったエピソード
  • 失敗から学んだこと

どんな小さな体験でも構いません。あなたの体験が、同じように悩んでいる誰かの励みになるかもしれません。

ぜひ、お気軽に投稿してください!


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参考文献・出典

  • 創価学会公式サイト「平和の文化を構築」https://www.sokagakkai.jp/in-society/culture-of-peace.html
  • 創価学会公式サイト「平和・文化・教育」https://www.sokagakkai.jp/in-society/
  • 創価学会公式サイト「慶煕大学名誉哲学博士」https://www.sokagakkai.jp/daisakuikeda/honorary-degree/kyung-hee-university.html
  • 池田大作『希望対話』
  • 池田大作・趙文富対談集『美しき獅子の魂』
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